無線機&周辺機器 説明
バイクで無線機を運用する場合、ハンディ機を使うケースが多いと思います。なのでハンディ機を中心に説明します。
1.無線機
まず、使用する周波数ですが144.80MHZを使用しています。144MHZ帯(2M)が使用できるモノであれば何でも構いません。ただ、市場では144、430両方使用できるものが主流になりますのでそれらを選んでも良いかもしれません。
無線機の出力ですがハンディ機の場合は最大で5Wです。
機種により電源(乾電池、ニッカド電池、DC電源) により出力が変わるものがあるので、 確認してから購入してください。
出力が大きい方が遠方に電波が飛びます。
現在4アマでは20Wまでの無線機の運用が認められています。
高出力が欲しい場合はモービル機を選ぶと良いと思います。
写真は拾いモノでセパレートタイプ
また、スタンダードよりバイク専用の機種も発売されています。( 10W)
その他、防水機能等で選ぶと良いと思います。
また、 安い中古のハンディ機を買って壊れたら載せ替えるのでも良いかと思います。
2.ヘッドセット
様々なメーカーより発売されていますが、KTEL社製のマイクが 良いかと思います。
骨伝導を使った安いモノも売られていますが、 何を喋ってるか全く分かりません。
本来の目的を達せられないのでお勧めできません。
ジェットヘルメットでは冬季フェイスマスク等をすると思いますが 、マスクをしたまま喋るとKTELでも、聞き取り難いようです。
マスクの中にマイクを入れるようにした方が良いと思います。
3.接続コード
ヘッドセットは共通。
アイコム、アルインコ製
ケンウッド製
ヤエス、スタンダード製
主にこの3つにわかれます。
アイコム、アルインコ製用とヤエス、 スタンダード製用は抵抗の違いだけなので可変抵抗で対応してる製品(接続コード)があるようです。
ケンウッド製はコネクタ自体の形状が違うので互換性が全くありません。
ヤエスVXシリーズは変換コードで対応可能。
なので、上記を踏まえて無線機メーカーを選ぶと良いと思います。
4.PTTスイッチ
無線機の送受信を切り替えるPTTスイッチですが、 ミラーの近くに付けることが多いと思います。
市販品をそのまま取り付けるのなら良いと思いますが、 自作や延長などをする場合はアースがシールドされているケーブル を使ってください。
オルタのノイズを拾ってしまいます。
4.外部アンテナ
アンテナはハンディ機に付属しているものをそのまま使っても問題 ありません。
マスツーリングの中のみでしたら問題なく通話できます。
メンバーのDAIさんはその方法で運用していました。 実際の距離感はDAIさんに聞いてみてください。
何かあった時の事を考えると外部アンテナを立てた方が良いかと思 います。
先ほどの出力もそうなのですが、 アンテナを高く上げた方が効果的な様です。
車載のアンテナのコネクタはM型
ハンディ機のアンテナは比較的新しい機種はSMAタイプ、 その他はBNCタイプになります。
変換コードで無線機に接続すると良いと思います。
ハンディ機付属のアンテナをそのまま使う方法もあります。
以上かんたんに書きましたがわからないことがあれば何でも聞いてください。
by JUN